一翔木工(かずともっこう)の鬼塚です。
このページでは下駄箱リフォームの事例をご紹介。
既製品ではなくオーダー家具屋が自社で作る玄関収納だから、壁ピッタリのスキマゼロ施工が可能となりました。
高品質な下駄箱リフォームをできるだけ安価な金額でおさえたいという人はぜひ参考にしてください。
オーダー下駄箱|玄関収納リフォームの内容
お客様のおおまかなご要望は次の3点です。
- 壁ピッタリの玄関収納を作りたい
- イメージは今使ってる下駄箱の感じで
- 使い勝手を重視したいから靴箱の扉はあえて無しにしたい
上記3点をふまえて設計、製作、設置いたしました。
それではビフォーアフターをご紹介します。
【Before】下駄箱の設置前
施工前の玄関の状態です。
土間のタイルのうえに框(かまち)や巾木(はばき)と呼ばれる木の部材が壁にくっついています。
上記の木の部材をかわしつつ、壁にピッタリつくように靴箱を設計していきます。
【After】下駄箱の設置後
靴箱全体を浮かせた『フロート仕様』にしています。
フロート仕様によって、土間と靴箱の間に空間があります。
この空間に脱いだ靴をそのままサッとしまう時にとても便利です。
さらに右側にも空きスペースがあります。空きスペースには脚立を収納したいとのことでした。
そこで、お客様としっかりお打ち合わせをし、空きスペースのサイズを決めました。
ギャラリー|おしゃれな下駄箱リフォームの画像集
天板の小口には加工した無垢材を採用。
手にやさしい形状だから手すり替わりに使えます。
靴箱の部分はあえて扉なしのオープン収納を採用。
扉を開け閉めする動作がなくなるので、毎日の使い勝手を重視した仕様です。
しかしながら万が一、
『やっぱり扉をつけたい』という時のことを考慮し、将来的に扉を取り付けられる構造にもしています。
コーキング処理をしていますので、家具と壁とのスキマはゼロです。
ゴミなどが入るスペースは一切ありません。
表面の仕上げ材として使っているアイカ工業の木目調の化粧板です。
近年のアイカ工業の木目調の化粧板はとてもリアルです。
しかもメンテナンス性にも優れていて、お掃除も楽です。
コストパフォーマンスに優れた良い材料だと思います。
内部は可動棚を採用。
ブーツやパンプスなどあらゆる靴の高さにあわせて自由に棚高さを調整できるから収納スペースを無駄なく使うことができます。
造り付けの家具だから新築時に元からあったかのように自然なおさまりに。
使い勝手と動線を意識した設計になります。
今回は一軒家のお宅の下駄箱リフォームでしたが、マンションの玄関にも対応可能です。
下駄箱リフォームまとめ
今回も家具の設計・製作・取り付けまで当店で全てさせて頂きました。
自社で一貫して携わらせて頂くことで、お客様のご要望を私たち作り手に伝えやすくなります。
さらに一般的には高価とされるオーダー家具を割安感のある価格で提供することも可能になります。
もし大阪府あたりでオーダー家具をご検討中の方はぜひご相談くださいね。
最後まで読んで頂き誠にありがとうごいました。
下駄箱リフォームの金額詳細
製品詳細 | |
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製品名 | オーダー靴箱 |
サイズ | 幅1436mm 高さ2090mm 奥行400mm |
構造 | フラッシュ構造 |
材質 | アイカ メラミン化粧板&ポリ合板仕上げ |
こだわり | 土間から家具を浮かせたフロート仕様 |
参考価格 | 税込¥467,000- 設置費等すべて含む |